こんにちは!ご覧いただきありがとうございます。
前回の記事では「乳製品をやめてみた体験」をご紹介しました。
今回は「4毒抜き」のステップ③、植物性の油を減らす工夫と感じた変化についてまとめます。
植物性の油とは?
「4毒抜き」を提唱している吉野敏明先生によると、ここでいう植物性の油とは精製された油を指します。
特に、気をつけるものが
- トランス脂肪酸
- パーム油
の2つです。
トランス脂肪酸

トランス脂肪酸は「食べるプラスチック」とも呼ばれています。
海外では規制されている国もありますが、日本ではまだ明確な規制はありません。
子どもの頃、私もパンにたっぷり塗っていた「マーガリン」や、パンやスナック菓子に使われる「ショートニング」「ファットスプレッド」などに多く含まれています。
パーム油

「パーム油」という名前は聞いたことがあっても、実際に油そのものを見かける機会は少ないと思います。
ですが、実際は多くの加工食品に使用されていて、日本で消費される食用油の約3分の1がパーム油だそうです!
特にファストフードのフライドポテトなどに使われていて、自覚のないまま多く摂ってしまうことになります。
植物性の油が使用されてるものとは?
植物性油脂は揚げ物や炒め物、ドレッシングやマヨネーズ以外にも、
- ケーキ
- スナック菓子
- アイス
- パン
- インスタント麺
など、身近な食品に広く含まれています。
「避けるのは無理では?」と思うくらい、私たちの食生活に入り込んでいます。
植物性の油が体に与える影響
吉野敏明先生によると、精製された植物油には以下のようなリスクがあるとされています。
- 発がん性のリスク
- 神経疾患
- 動脈硬化や脳梗塞のリスク
- 皮膚のシミの増加
病気だけでなく、美容にも悪影響があると聞いて驚きました。
油を減らす工夫

揚げ物が大好きな家族。お菓子をやめられない子ども…。
私自身も「オリーブオイル」「えごま油」「アマニ油」など“体にいい油”のイメージがあるものをサラダにかけていたので、どう減らすか悩みました。
吉野敏明先生によると、精製された油ではなく「肉や魚から自然に出てきた油(鶏皮・豚の脂身など)」はOKとのこと。そこで調理のときは、出てきた油を使うようにしました。
とはいえ完全にゼロにするのは難しいので、私は次のような工夫を取り入れています。
揚げ物
- 揚げ物の回数を減らす代わりにノンフライヤーやオーブン焼きを活用
- 唐揚げは小麦粉の衣を控えて、米粉+オーブンや、脂身から出た油で“カリッと仕上げ”に
- フライは「焼きフライ」にして、油の量を最小限に
炒め物
- サラダ油の代わりに、少量の水やだし汁で蒸し炒めに
- 野菜は先にレンジで軽く加熱してから炒めると油がなくても美味しい
サラダ
- ドレッシングをやめて、塩+ペッパー、塩+レモン汁やポン酢をかけるだけでも!
買い物の工夫
- 原材料ラベルで「植物油脂」「ショートニング」「マーガリン」の文字があるものは避ける
- 加工食品よりも、シンプルな食材(魚・豆腐・野菜・米)を選ぶ
このように「完全にやめる」のは難しくても、ちょっとずつ工夫すれば摂取量を減らすことができます。
実際に感じた変化
まだ完全にやめられたわけではなく、外食やスーパーなどで販売されているおにぎりなど、月に1回ほど摂っています。
その中で実感した変化は、体重が1〜2kgほど減ったことです。
これが油を減らした効果なのかは断定できませんが、体が少し軽くなった感覚があります。
無理にゼロにするのではなく、少しずつ減らしていくことを目標にしています。
気になる方はぜひ、吉野敏明先生のYouTubeもチェックしてみてください。
次回は「甘いもの」についてご紹介します。
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