「四毒抜き、本当は完全にやりたい。でも給食はあるし、家族は普通に食べたいし、時間にも食費にも限界がある。」
同じことを考えて、この記事にたどり着いた方もいるのではないでしょうか。
私もまさにそうでした。
子育てと仕事をしながらの完全な四毒抜きは、わが家には現実的ではありませんでした。
だから私は「ゆる四毒抜き」を選び、1年半ほど続けています。
この記事では、なぜ完全を目指さなくなったのか、何を大切にして何を手放したのか、わが家の考え方をご紹介します。
完全にできない事情は、わが家にも全部あります
まず物理的に難しいことがたくさんありました。
子どもには給食があります。
毎日パンや麺が出ますが、わが家だけ除去してもらう理由もありません。学校にそれとなく聞いてみたことがありますが、やはりアレルギーであれば除去は対応できるという回答でした。
そして家族は、それぞれ食べたいものがあります。
私ひとりの考えで、家族全員の食生活を変えることはできませんでした。
でも、私が「ゆる四毒抜き」を選んだ一番の理由は、別のところにありました。
「あれ、私、同じことしてない?」と気づいた日
私は昔から、宗教や健康法を人から強く勧められるのが苦手でした。
「良いものだから」と熱心に勧められるほど、少し距離を置きたくなってしまうタイプです。
ところが四毒抜きを始めた頃の私は、家族に同じことをしていました。
「体に良くないから。」
「これは食べない方がいいよ。」
良かれと思って伝えていたつもりでした。
でもある日、
「あれ? 私が嫌だったことを、今度は私が家族にしている…」
と気づき、ハッとしました。
それ以来、家族に無理に勧めることはやめました。
(詳しくは家族に四毒抜きを押し付けて失敗した話で書いています。)
わが家の「ゆる四毒抜き」のルール

今のわが家は、こんなルールで続けています。
- 家で作るご飯は、できる範囲で四毒抜きを意識する
- 主食は基本お米にする
- 休日は家族が食べたいものも楽しむ
- 家の外の食事(給食・外食・旅行など)は気にしすぎない
私がコントロールできる範囲だけ整えて、それ以外は手放す。
この線引きをしてから、とても気持ちが楽になりました。
ゆるくやる意味はあるの?
正直に書きます。
提唱されている本来の四毒抜きは、完全に実践する考え方です。
だから私のやり方は、本来の形とは違います。
それでも私は、
「完璧を目指して数日でやめてしまう」
より、
「ゆるくても1年半続ける」
方を選びました。
生活や食事への向き合い方が変わり、体調も以前より良いと感じる日が増えました。
劇的な変化ではありませんが、私には続ける意味があると感じています。
※あくまで個人の体験です。
わが家が守っていること・手放したこと

守っていること
- 家で作るご飯は、できる範囲で四毒抜きを意識する
- 主食はお米
- 調味料はできるだけ原材料がシンプルなものを選ぶ(詳しくは基本の調味料の選び方でご紹介してます)
手放したこと
- 給食を気にしすぎること
- 外食を細かく数えること(外食について私の考え方は、4毒抜き中の外食、正直100%は無理。それでも私がこう選んでいる理由でご紹介してます)
- たまのラーメンやうどんへの罪悪感
私は、「守ること」を増やすだけではなく、「気にしないこと」を決めたことで、続けやすくなりました。
家族には、もう勧めないと決めた
今の私の結論は、とてもシンプルです。
選ぶのは本人。
基本的な考え方だけは伝える。
あとは子どもが大人になり、自分で判断できるようになったときに、自分で選べばいいと思っています。
親としてできるのは、毎日の食卓を整えることと、選択肢を見せること。
そう考えるようになってから、食卓の雰囲気もずいぶん穏やかになりました。
罪悪感との付き合い方
ゆる四毒抜きをしていると、給食のパン、休日のラーメン、実家でいただくお菓子など、「今日はできなかったな」と思う日もあります。
でも私は、
「ゼロにできなかった日=失敗」
ではなく、
「一つ減らせた日=成功」
と考えるようになりました。
誰かと比べるのではなく、何もしていなかった頃の自分と比べる。
その方が、ずっと続けやすいと感じています。
これから始める方へ
これから四毒抜きを始める方は、最初から4つ全部を意識しなくても大丈夫だと思います。
私自身は、まず朝食をパンからご飯へ変えるところから始めました。
慣れてきたら調味料を少しずつ見直していくと、無理なく続けやすいと感じています。
詳しくは無理なく四毒抜きを始めるステップでもご紹介しています。
まとめ

完全に実践できる環境の方は、それでいいと思います。
でも、給食があり、家族がいて、時間やお金にも限りがある私たちは、「続けられる形」を選んでもいい。私はそう思っています。
完璧ではない四毒抜きは、失敗ではありません。
「完璧を目指して続かなくなるより、自分たちに合った形で長く続ける。」
今の私には、その「ゆるさ」が一番合っていました。

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